癒着しているってどういうことですか??

サロンのお客様にとっては

「癒着」って言葉、

聞き慣れていないかもしれませんね。

 

癒着というのは、

筋肉、筋膜、骨が

くっついてしまった状態のことです。

 

例えば、新鮮なお魚は骨と身が

キレイにポロポロっとはがれますよね。

鮮度の落ちたお魚だと、

骨と身がくっついてしまって

うまくはがれてくれません。

 

この、身離れのよさの違いは鮮度です!

 

「新鮮な血液が流れているかどうか」

の違いなのです。

 

人間も同じで、

筋肉が縮んで硬くなって

血流が悪くなっているところは、

骨と筋肉がビチャッ!と

くっついてしまっています。

 

これが「癒着している状態」です。

 

では、

なぜくっついてしまうのでしょうか。

 

筋肉の外側を

包み込んでいるのが筋膜です。

 

私が勉強してきた中では

筋膜は、薄い膜というより、

その周辺の組織も含めた

「結合組織」という認識です。

 

ですが、わかりやすいように

今回は「膜」として

ソーセージの皮をイメージしていただけたらよいです。

 

鶏肉の皮を身からはがすときに、

透明のヌルッとした薄い膜が

くっついてきますよね?

あれが筋膜です!(^^;)

 

筋膜は水とコラーゲンでできています。

エラスチン、ヒアルロン酸といった

「粘液状」のものがたっぷりつまっています。

 

血流がわるくなったりして

水分がうまく流れない状態になると、

粘度が増してべチャッ!っとした状態になります。

 

本来、水分がサラサラしていれば、

体を動かして

筋膜と筋膜がぶつかっても、

うまく滑り合ってくれるので

スムーズに体が動いてくれるのですが

筋膜の粘度が強いと、

筋肉と筋肉、筋肉と骨が

くっついてしまうのです。

 

これが癒着です。

 

筋膜は、ボディースーツのように

全身を覆っています。

 

繋がって連動していますから、

どこか1か所でも癒着があって

引きつれがあると、

バランスが崩れてしまいます。

 

そのバランスの崩れが

痛みや不調のもとになる

可能性があるんです。

 

首、肩がこる、

痛みがある

疲れやすい。。。など

不調を感じていらっしゃるとき、

体のどこかでは

癒着がおこっているのかもしれません。

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