先日ご来店されたお客様、Yさん。
「実は、ずっと肌が荒れていて来れなかったんです。
ボタニカルクレンジングの試供品を
使ってみたら、顔がかゆくなって
しばらく肌がボロボロだったんです。」
まず、初めて使う化粧品で
「赤み」「かゆみ」「刺激」「大量のニキビ」「膿み」
などが出た場合は、そのアイテムはあなたの肌には
<合ってない>です。
すぐに使用をやめてくださいね。
まさか、こんな方は今は
いらっしゃらないと思いますが
<好転反応>とかいう言葉を
鵜のみにしないようお気をつけくださいw
さらに、Yさんから詳しくお話を伺うと
なんと過去にも
「ボタニカル」のシャンプーで
頭皮が荒れたことがあるそうです。
「ボタニカル」という言葉だけを見ると
つい、肌に優しそう、安心かも
と思ってしまう女性も多いのではないでしょうか。
ですが、今日は
「ボタニカルだからといって安心とは限らないですよ!」
という話を書いていきますね。
ボタニカル製品を否定するのではなくて、
あくまでも
日用品を購入する際に参考になればと思います。
ボタニカルとはなんぞや??
っていう方もいらっしゃるのかな??
ボタニカルは
「植物由来の」という意味があります。
最近は、ドラッグストアやネットショップでも、
シャンプーや化粧品などの
ボタニカル製品が目立ちますよね。
で、注意していただきたいのは
「ボタニカル製品」と「オーガニック製品」を
混同しないことです。
●ボタニカル ⇒ 植物由来のもの
●オーガニック ⇒ 原材料に化学肥料や化学農薬が使われていないか、
動物実験をしていないか、安全性のあるものかなど、
厳しい基準をクリアしていることが認められたもの。
つまり、「ボタニカル」と表記されていても、
植物由来の成分が入っている製品というだけで
安全性が約束されているわけでないのです。
「ボタニカル」がいいとか、
「オーガニック」だからいいという基準で、
安易にアイテムを選ばない方がよいですよ、
ということです。
私は肌が丈夫な方なので
ボタニカル製品を楽しむことが
可能なのですが、
Yさんのように「ボタニカル製品を使うと肌が荒れる」といった人は、
おそらく「植物の成分」に反応してしまう可能性が高いので、
ボタニカル製品だけでなく、
アロマ系製品にも気をつけた方がよいですね。
もし、合わない化粧品がわかった時は、
成分表をざっと見ておくことをおすすめします。
覚えなくても、見る癖をつけておけば、
「そういえば以前にかゆみが出た時にも、
この成分が入っていたかも~」と、
いずれわかるかもしれませんからね。
失敗は、自分の肌を知るための
データ集めにもなります♪
自分に合わないものを知ることが
合うものを見つける時のヒントとなります。
植物の成分というのは、
薬にもなれば毒にもなるので
お気をつけください。